不思議な映像の連続でありつつ、現実的な話でもある。転校などの自分ではどうにもならない環境の変化、理不尽なことが起きようが、その中でも自分自身を大切にするべきであり、子供の頃の原体験が人生の助け、癒しになるという普遍的なメッセージが詰め込まれているような気がして感動しました。
カオナシは今見ると本当にきついし、自分もすぐそれに近くなるのでは？なんならなってない？という恐ろしさもある。外から持ってきたもののみで喋り、自分が嬉しいだろう良いだろうと思うもの、考えを押し付ける。最後その全てを吐き出したときにようやく可愛らしさが現れる。
