はんそく負け

愛と哀しみのボレロのはんそく負けのレビュー・感想・評価

愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)
4.3
バレエ映画かと思っていたら戦争やボクシングまで扱われるてんこ盛り映画だった。特に第二次大戦のくだりは真摯に描かれていて、素直に戦争や迫害はダメだなと再認識させられる。もちろんバレエも素晴らしく。全然門外漢だがこのジョルジュ・ドンという人がとてつもないダンサーだということはすぐにわかる。ひたすら圧倒されてしまった。ただその切り取り方に映画の限界を感じなくもない。