『ゴジラ-1.0』IMAXレーザーGT。スピルバーグやノーラン風味も含めて完全に山崎貴の集大成的ゴジラ。ここまでやりきっていると凄く面白い。
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『ゴジラ-1.0』山崎貴の手練れのVFX使いや濃くて単純なドラマは王道の怪獣映画には合っていた。一般層は楽しめるのではないだろうか。メッセージ性もエンタメの中にうまく収まっていた。テロや戦争が多い中、戦前のような時代を生きる若者たちがどう見るかが大事なように思う。海外の反応も気になる。
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『ゴジラ-1.0』2回目。やはり芝居演出は気になるとこが多いが、実写で一定のリアリティを保ちながら人間ドラマと怪獣を絡めたのは見事ではないだろうか。日本特撮のお家芸復活のような感じさえした。銀座大暴れもいいが、海洋戦が素晴らしいショットだらけだった。海の広さの中にゴジラ、戦艦、戦闘機と各々配置しての見せ方がとても上手い。