カンパニーやすお

ゴジラ-1.0のカンパニーやすおのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

初日にDOLBYにて鑑賞。
様々な感情があったため
少し間を置いたこの時間に感想を書きます。(長文かも)

普通に面白かった!
結末が分からないだけに最後の最後まで手に汗握る展開!
終わり方も涙腺に来るものがあり、カタルシスを感じました。
以下、感想を羅列。

良い点
①ゴジラのテーマの使い方が上手い。あそこでテーマを持ってくるとは監督のゴジラ愛が伝わってくる。

②クセはあるけど人情味のあるキャラクターたち。最初はいけ好かない人物も後々愛着が湧いてくる。特に安藤サクラさんの役とポジションはお気に入り。

③圧巻の映像美。ここまで日本のCGは進化したのかと感嘆。

④GMKオマージュが散りばめられていた点。こちらも言わずもがなですね。
ラストシーンとか特に。

他にも色々と良いところ語ればいキリが無いですが抜粋すると以上です。


逆に、個人的に少し気になった点

①作品としては面白いけどゴジラである必要あった?仮に今回の巨大生物がゴジラでは無くオリジナルの怪獣でも、ストーリー上は何も問題無く成り立ってたのかなと。

②主人公が人間である。これも難しい所ですがゴジラが倒された時に「哀しい」という気持ちは無く、寧ろ「喜び」100%ですよね。シン・ゴジラの時もそうでしたけどゴジラのキャラクター性に存在意義、行動理念が感じられなかったので完全にゴジラは悪役として排除される存在でした。
人間ドラマや主人公の成長など、とてもグッと来るものがあっただけにゴジラ側の視点とかあればもっと深く考察できたのかなと。(そうなると尺がとんでもない事になりそうですし無理難題かもですが)

以上です。
1回しか鑑賞してない身で批評もクソも無いかもですがご了承ください。

でも概ね満足です!
シン・ゴジラの後でハードル上がった中、よくこれだけの作品を作ってくれたし
「大衆映画」としては、かなり見やすく
カップル、家族、友人と一緒に観て感想を言い合えるような一般受けしやすそうな内容!客足も伸びていく可能性を感じました!

それだけでもゴジラファンからすると嬉しいものです。どんな形であれゴジラというコンテンツが幅広い世代に知られて継続していくというだけで感無量。山崎貴監督には感謝しかありません。

興行収入100億とか行くものなら
もう社会現象レベルですよね!
マイナスワンの今後の活躍を祈りながら
2回目の鑑賞も近いうちにしてきまーす!