指の小指

ゴジラ-1.0の指の小指のネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

「ゴジラの日」である11月3日の初日に行って来ました🚶監督は山崎貴、劇場で国産ゴジラを鑑賞するのは多分20年以上ぶり。

ゴジラを真下から見上げるカメラワーク、ボコンボコンと青白く背鰭を発光させての放射熱線、戦闘機で顔を横切る描写等ビジュアル面は見た事のない新しいものを感じました!凶悪さ、獰猛さを全面に押し出した造形良い。

何より劇場であのテーマを聴いただけで胸一杯になってしまう😭佐藤直紀さんの新たな劇伴も◎

これまでも核兵器や天災のメタファーとして描かれてきたゴジラ。この作品では今一度、核だけではなく日本が戦時中推し進めた自らの歴史に向き合い糾弾する姿勢を貫いたのは評価👏

一作目で芹沢博士が自己犠牲のもと葬り去ったのとは真逆に、元特攻兵である敷島が生きてトラウマを乗り越えるのは分かる。ただウェットな人間ドラマは苦手だし、先読み出来て正直ノれなかったなー。これは監督への好みで分かれるところなのかも。

エンドロールがそのまま1954年「ゴジラ」のオープニングに繋がる終わり方もリスペクトを感じました。

🫧🦖
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