久しぶりのIMAX
面白かった！
まず設定が面白い、というか滅多に見ない舞台設定。
戦争末期から戦後まもなくが舞台なんだけど、まだ焼け焦げた木材が残るバラック未満の小屋から生活を立て直していくというシチュエーションはあまり見たことがない。
そしてその手段が終戦処理の掃海作業。しかも警察予備隊や海保が発足する前の段階。ゴジラなくてもこれだけで映画作れると思う。
そこに近年無いくらいに殺意マシマシ破壊する気満々のゴジラ様。下半身でっぷり体型が重みがあって良かった。
VFXも邦画史上でもかなり上の方では？特撮オマージュ強めのシンゴジとは違った方向性。特に都心のアレはかなり凄いし残酷。
台詞回しがあれ？って感じがちらほら。「面倒はごめんだよ！」って昭和に作られた時代劇じゃないんだから…。
他にもツッコミどころたくさんありそう（いくらなんでもこの規模の被害ではGHQは出てくるでしょ等）だけど、物語の推進力とゴジラのパワーで吹き飛ばす感じの映画でした。
