第二次世界大戦後の何もなくなった日本に追撃をかけるようにして現れたゴジラ
って予告くらいの前情報で観たんだけど
個人的には良い意味で裏切られた
VFXによって、こういった映画である種陥りがちなチープさはほぼ感じることがなかったし
そういったテクニカルな面を抜きにして
何よりもストーリー自体にまんまと感動した
分かりやすい伏線で、予想外の展開になるわけではないんだけど
「そんなん分かってても泣くやん！」
という王道胸熱展開で涙腺崩壊した
小さなツッコミどころや見え見えの伏線がふき飛ぶ（個人の主観）くらいに楽しめる物語だった
そういった意味では
エンタメ的というか、大衆向けというか、大多数の人が観て楽しめる、大多数の人が感動する作品なのではないかと思う
神木隆之介と浜辺美波の組み合わせは、屍人荘の殺人で観たのが最後だったけど
その作品ではコメディテイストだったから今回のようなシリアスなテイストで観れたのも新鮮だったし
何よりどんどんワイルドになっていく神木隆之介の演技力は圧巻だった
佐々木蔵之介さん「やったか？！」
それは「やってない」お決まりのフラグ
