ベイだん

ゴジラ-1.0のベイだんのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

・島で都合よく神木さんと青木さんだけ無事だったところで帰ればよかったかな

・アキコがかわいい、この映画唯一の良心

・もうディザスタームービーで個々人のトラウマだの家族愛だの持ち出されても尺と間に耐えられん、120分の長尺で90分は不要なシーン

・シンゴジラは3.11のメタファーだったから現代日本人が観ても、というより現代日本人だけが恐怖心を刺激されたわけだけど今さら原点回帰で原爆/水爆/戦争のメタファーにされてもなんも響かんて、今ならコロナとかネットの誹謗中傷とかのがみんな怖いだろ

・雪風の船体文字がYUKAZEに誤植したカットなかったか?違ったらごめんだけど

・状況説明&説教調の脚本しか書けんの?状況説明はバカにされてる気分だし説教調は観てて心底不愉快

・ここが1番許せんのだけどゴジラが泡作戦でカッコ悪く沈んでいくシーンで神聖なメインタイトルのBGMを流すな

・ゴジラが死ぬくらいの水圧ならボンベもビックリマットも全部故障せんの?

・海のシーンでさっきまで主人公の乗る木造低速船を絶対に追いつかないスピードでゆーーーっくり追いかけてきて攻撃すらしなかったのに重巡高雄に対しては秒で距離詰めて大破させたの吹いた

・ヤラセのレベル超えて主人公に都合よくゴジラが行動するから、主人公が戦争のPTSDとトラウマから生み出した架空のモンスター説ないか?島での皆殺し→特攻拒否を攻められたから、海→鬼畜米国艦を次々に破壊、銀座→戦争を忘れて資本主義に乗じて復興した売国奴たちへの罰、何とか作戦→言わずもがな自分が英雄になるため

・全ての伏線(山田くんが助けにくるとことか脱出パラシュート付けたとことか)がわざとらしすぎて何から何まで見破れたけど、浜辺美波さんが五体満足で生きてるとこは想像も出来んかったわ、ジェイソン・ステイサムとかドウェイン・ジョンソンでもあの衝撃は絶対死んでるもん

・元艦これ提督としては高雄(CV東山奈央)の分量ほしかったね

・背ビレガキンガキンガキンガキンガキンは、「ほう、こういうのがかっこいいと思って頑張って作ったんかー」って大沢たかおさんの王騎将軍よろしく腕組んでクスクス笑ったわ

・最後の最後のくっっそしょーもない細胞の欠片が再生してくシーン、別にやりたいなら勝手にやればいいけど僕ならSEも付けずに完全にサイレントの状態(あったとしても水のぶくぶく音のみ)でやるけどね、不気味さを表現したいなら。そこのセンスは人それぞれだから賛否は問わんけど少なくとも「ゴジラVSキングギドラ」のイントロ部分を不気味演出に使うなんていうとんでもなくリスペクトに欠けた行為は絶対にしない。ドラゴンクエストユアストーリーで「序曲」をズッコケ演出の一笑い(全然おもしろくない)に使った時に強く感じたけど基本的に過去作に対するリスペクト不足。前述の「メインタイトル」を泡作戦でゴジラがカッコ悪く沈んでいく時に観客のボルテージコントロールしか考えずに流してて頭抱えたよ。シンゴジラもう1回見直してみろ、ヤシオリ作戦でゴジラが倒れたところで「怪獣大戦争マーチ」がバチって止まるし、蒲田品川のキモ不気味状態では鷺巣オリジナルBGMだから。ハリウッド版の監督達だって伊福部サウンドはゴジラを恐くてかっこよく撮るカット/シーンでしか使ってないぞ。映画の前に道徳の勉強してこい
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