ブラックスワン

ゴジラ-1.0のブラックスワンのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

 鑑賞する前に『シン•ゴジラ』で予習。関係ないかな。でもゴジラシリーズとしては前作品だから大事!
 『シン•ゴジラ』観ていなかったので、今さらですが面白い作品に出来上がっていましたね。テンポよくて現代の最新技術の粋を集めた内容で、未知の巨大生物に抗い戦ってゆく日本の政治家たち、科学者たち、一般人。海外との距離感も描かれていて面白い。
 ところが、その現代『シン•ゴジラ』の時代を遡ること70年ほど前の終戦直後の東京にゴジラが上陸してしまう、という設定の『ゴジラ マイナス 1.0』。終戦の焼け野原となった東京にゴジラなんて、酷すぎる。物も無くて人もいないのでやられっぱなししか無いのかと思ったら、やはり当時で考えられる技術力の粋を集めて、勇気を振り絞って、前に進んで行くヒューマンドラマでした。
 迫力満点。人間愛にも溢れてましたが、ラストにはG細胞?(ゴジラ細胞)かと思われる不吉なメッセージの首筋のキズがアップに。めでたしめでたしでは終わらせない終わり方がキリッとエンディングを締めてました。
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