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ゴジラ-1.0のKNSKSのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

CG処理やら、演技やら何だかんだ細かいところはあるにせよ、全体的にむちゃくちゃ良かった。戦後の日本というのも非常に良かった。
とにかくアツい。
暑苦しい感じが苦手で無いなら、最高にグッとくる。役者陣のくどい演技も逆に後半効いてくる。
佐々木蔵之介氏の、日本はずっと変わらない!情報統制はお家芸だ!という演技とセリフがとても裏メッセージを含んでいる様に感じ響いた。

そして、やはりあのテーマかかった瞬間にサブイボ半端じゃなかったし、なんか泣いてしまった。
ゴジラのフォルムも顔も90'sゴジラ味があり良かった。

ただ、何より良かったのは、隣に座っていたお父さんと幼稚園ぐらいの息子さんのやり取り。
映画の途中、ゴジラに怯えビクッとなる息子、それを大丈夫?大丈夫だよと悟すお父さん。
エンドロールが終わった後に、外にゴジラいない?ゴジラ本当に来ない?の息子の発言に対し、大丈夫だよお父さんいるからね!という親子のやりとり。
自分も90'sゴジラvsビオランテやキングギドラを見た後に父に同じ質問をし、宥めてもらっていたのを思い出したと同時に、ゴジラにこめられた意思やメッセージは引き継がれているなと感じ、とても良い気持ちになれた。

ぶっちゃけ最初は山崎さんかぁ、、と思っていたが、良くメガホンをとってくれた。
ありがとう。

生まれてくれてありがとうゴジラ。
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