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ゴジラ-1.0のmaririnのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.0
正直に、小さい頃に日本映画が嫌いだったことを思い出しました。口ばっかり動く長い台詞と存在感が気色の悪い"その他大勢"。テレビで流れていた日本映画はそればかりに感じてしまって毛嫌いしていました。そして今回まさにそれだった上に久々に遭遇した懐かしさで、身体がびっくりしてました。

ゴジラによって銀座の街が破壊されるところや爆弾や光線のシーンとか黒い雨には人間としてか日本人としてか、ものすごい恐ろしさを感じました。さらに特攻の座席に座る神木隆之介や俳優はどれだけの思いや恐れを抱きながら現場にいるのか、、、と普段以上に俳優さんへ敬意を持ちました。どの映画でも、力の小さいものが団結して立ち向かっていく姿には胸を打たれます。その中で自ら犠牲になる人、偶然が重なって救われる人、ベタだけど良いと思えました。

色々総括してプラマイゼロでした

2/8追記
つまり"退屈"だと書いたけど、それは私が台詞のない空気で演じる物語でも十分に想像ができるから、わざわざ言わなくても良いよ。そうゆう映画が好きだってだけのことかもしれない。映画に文句を言うのではなくて、自分の解像度と感情を結びつけてみた。
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