このレビューはネタバレを含みます
それがテーマだから仕方ないのだがゴジラより戦争の悲惨さみたいなのが主軸になっておりゴジラが添え物すぎて物足りなかった
主人公周りのヒューマンドラマが尺を取りすぎているので怪獣の人間社会蹂躙描写とちっぽけな人間が絶望的な破壊者を前に右往左往試行錯誤しながらどう対策を打つかみたいなところを怪獣映画に求めているタイプの人には刺さらないしゴジラが敷島の人生をドラマティックにする為のスパイス的な扱いをされていてゴジラ映画の主役はゴジラさんじゃねーのかよ？！と思ったしこの話ゴジラでする意味ある？？？になってしまった
戦争によってめちゃくちゃにされたものをゴジラを倒して終わった事にするの本当に意味が分からなくて…諸悪の根源は戦争なのにゴジラに全て押し付けて有耶無耶にするなよ！
ゴジラ倒した後の敬礼も意味不明過ぎるしここは歓声上げて隣の奴らと抱き合い喜ぶ所だろ！日本を滅ぼしかねなかった相手に敬意表してんのマジでどういう情緒してんの？
学者のキャラ造形が良かったのだけが救い
