山崎貴監督の作品ったら、絶対泣かせにくるのでちょっと苦手意識があり、今の今まで観にいかなかったのですが、アカデミー賞視覚効果賞をお祝いしたく真っ昼間に田舎シネコンに行くと大入り大満席。お前...そんなに愛されてたんだな...。
山崎貴監督自身のゴジラの作品に対するリスペクトが真摯に伝わる。だから最後まで観れた。こんな感じで特撮映画のレガシーが受け継がれてくのならいいね。
負があるから生きてける。絶望という負に抗うために生きる。平和すぎる世の中、平凡のありがたさを忘れ活力のない日々を送りそうになる。少しの失望でへこたれそうになる。しかし、本来はその絶望の中に生きていく力があるから人は生き続けるのではないか。ちょっとだけ真っ暗闇な未来への勇気をもらった。
仮面ライダーしかり、浜辺美波の創造物（虚構）との親和性何なんだろうね。稀有な存在だと思う。
本来の見方じゃないと思うけど、この映画と同時期にオッペンハイマーを観る意味を、日本人として問いながら生きたい。
