クラフト

ゴジラ-1.0のクラフトのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.2
日本映画として初めてアカデミー賞の視覚効果賞を受賞したと聞いて、「一体どんな映像なんだろう?」とワクワクして観たが、まさか期待を上回ってくるとは!

ゴジラの動きや肌感のリアルさはもちろん、ゴジラが歩くことによる道路の損傷や、強力な熱線の余波など、緻密に描かれた映像の迫力がとんでもなく素晴らしかった。

さらに重要な場面であえて無音のシーンを作ることで、手に汗握るような緊迫感を効果的に表現していたのもクールだった。

また、映像のみならず、序盤で描いた過去のわだかまりを終盤でしっかり清算するストーリー展開は最高に熱く爽快感もあって、観終わった後の満足度が非常に高い作品だった。