どこかのだれか

ゴジラ-1.0のどこかのだれかのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦後の映画でこんなことするんだ、という恐ろしさがある。本当に当時の人間がこういう話を作ったのなら仕方ないけど、人間はもっと複雑なんじゃないかと思った。
ダンケルク的な一般人のナショナリズムに陶酔、からの作戦決行、からのヒーローの自己犠牲的活躍、からの生還、という流れの気持ちよさが、不本意ながらちょっとわかってしまう。それがこわい。

最後の敬礼は、荒御魂への敬意のように感じられて、神話のようでよかった。