ロスト・フライトのまえじまのネタバレレビュー・内容・結末

2023年107本目。

LCCのカスタマーセンターのゴミっぷりまで再現するとは。

世界一の職業数を誇る俳優ジェラルド・バトラーの新作。今度はLCCのパイロット。他の作品に比べたら大人しい今回のバトラー、でもそれがまさか良い方向に転じるとは。

良い意味でバトラーが地味だったので(それでも戦闘力は高いけど)、作品に変にリアリティが出て引き込まれた。

もちろん正月の東京シンガポール便が10人ぐらいしかいないとか事前にパイロットに知らせずに極悪犯を乗せるのか(しかも護衛1人)などツッコミポイントはあるのだが、航空機の手順とか絶妙に凝ってて笑ってしまった。

まさか飛行機の降着装置で悪役を轢き殺す映画が出てくるとは。やってくれと思ったことをきちんとやってくれた。

そしてこういうパニック映画では死ぬお約束の口うるさいクレーム客と副機長が最後まで生き延びたのが不思議でしょうがない。