全体的にコナンと灰原の関係を進展させるためだけに作られた映画、という気がしてならない。
この映画の登場人物が全員まるでオチを知っているかのような振る舞い(蘭が前後の文脈関係なく黒の組織をブッ倒す、コナンが犯人を最初から知っていたかのようなカマのかけかたをする、などなど)で困惑。確かにある程度はコナン作品の“お約束”なんだけど、さすがに今作は行き過ぎだと思う。
ミステリパートもAIを使えば何でもありって訳じゃないぞと言いたい。AI使うならもっと楽に犯行を進められるぞ黒の組織。なんで適度にアホなのさ。
「大人向けの作品」と評している人が多いけど、「論理展開が無理筋過ぎて大人も子どもも作品をうまく理解できない」というのが本音じゃないですか?