今期邦画No.1かもしれない。
観てる側の先入観をことごとく破壊していくストーリー。
〝物事の本質〟とは、捉える側の先入観や感情によって
様々な〝真実〟が出来上がってしまうんだなと感じた。
これは悲しいかな、人間であれば誰しもが直面する
〝ありきたりな日常〟のひとつでさえも、いくつもの
〝見え方〟をしてしまう💭
一周回って「人間って複雑な生き物だな」と思ったし、
その一方で理解し難い困難な状況になった時に
「打開できる力」を持っているのも人間という生き物の素晴らしさだったりもする....
胸がキュッとなる物語ではあったけれど
ストーリーの組み立てがすごい。
複雑な余韻を残したまま、映画館を後にしました....
ラストは、
実に美しい....そして、我々観客の解釈に委ねています。
この作品の音楽は、今年逝去された坂本龍一氏が担当している。もの悲しく、けれどどこか生命を感じる素晴らしい音楽でした。
俳優陣の演技も見事でした👏
安藤サクラも永山瑛太にも惜しみない拍手を贈りたいが、
特に子役の2人と田中裕子の演技が突き抜けてました。
本当、見事だった.....
観るか迷ってらっしゃる方は、
ぜひ観に行ってください....😌‼︎
