怪物のtamagoのレビュー・感想・評価

とても楽しみにしてた。
素晴らしくよかった。
是枝映画、カンヌ映画らしい凄みを感じながら、何より心底大好きな脚本家坂元裕二の力を思い知る映画だった。花束みたいな恋をした、いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまうとかの坂元脚本の雰囲気とはまた違った感じだけど、確実に言葉選びが素晴らしく心情にぴったりしっくり来る感じが良すぎる。最良の脚本。さすがすぎ。ぐいぐい右肩上がりに引き込まれる。そうだったのかの連続。ご想像にお任せしますな場面もいくつかあって、その余裕も最高にクールだった。