重いテーマですが、素晴らしい映画でした。
いじめというテーマについて、親目線・教師目線・子供目線などで描かれていて、ひとつの目線だけで物事を判断することの危険性を考えさせられました。
何気ない言葉が誰かを傷つけたり悩ませたりするかもしれないし、一方の意見だけで判断しようとすると誤った判断をしてしまう可能性があるんだなと。そして誰もが怪物になってしまうことがある。
俳優陣はみんな素晴らしかったし、湊と星川君を演じた子役の2人は本当にすごかったです。
瑛太の前半と後半のキャラの演技分けは脱帽。
脚本賞を獲って当然と言えるようなストーリーでした。