このレビューはネタバレを含みます
一つの出来事を多角的視点で描く作品だーい好き。予告編では「怪物」という言葉がかなり強調されていたけど、誰が怪物なのかは別にこの話の主軸ではない気がした。
電車の中で行っていた怪物誰だゲームで、湊がナマケモノのカードを引いた時、身の危険が迫った時に何も感じないように考えることをやめるというナマケモノの特技を説明した星川に対して湊が「星川くんみたいだね」と何の気なく返したシーンがあまりに辛かった。
あと観る前にTVのニュース番組で是枝監督のインタビューをやっていて、ジェンダー関係の話題が出てくることをナチュラルにネタバレされたせいで、それ関係のワードを過剰に拾いながら観てしまった。悔しい。ネタバレ込みのインタビューは映画公開後にしてくれ...。