このレビューはネタバレを含みます
前半で感じた少しの違和感が最後の少年2人の目線で明らかになっていく。
子どもは大人が思ってる以上に大人で、それでも子どもで。
最後の映像と音楽の美しさはこの世のものではないと感じた。
どうかこの2人に救いがあって欲しい。祈るような気持ちで見ていた。
1番嫌な人間に感じていた校長先生がみなとの救いになり、私も怪物の面しか見えていなかったのだと感じた。
人間誰もが誰かにとっては悪者で、誰かの救いとなるのかもしれない。
校長先生は1番見えていて、見ないフリをしている。それによって何かを守っているのかもしれない。