是枝監督の作品が好きで今回も観てきました。
上映前からすごく楽しみにしてたので、映画館で観ることが出来て満足。
観終わった後の感想としては今の自分にはなんとも言えないなぁ、という感じ。
個人的に自分がハンカチを使う事がなかったこともびっくり。
感動したというよりは、上映中も観終わった後も考え続けていた。
結局のところ、それぞれにとっての"怪物"がいて、
自分にとってはたったひとつの真実でも、視点によれば全く別の事柄(真実？現実？)になってしまうというのが気付き。
でもこれはどうしたって防ぎようが無いなぁ…と思ってしまった。
相手の立場や気持ちを想像することはできるけど、自分以外の誰かにはなれないし。
(自分の時間を生きてるのは、自分だけだし…)
でもラストまでこの映画の本質的な部分が読み取れずモヤモヤしながら観てた。
なんとなく不気味なシーンが続いてたように感じる。
描写も綺麗だったけど
それ以上に音楽がすごく綺麗で最高だったな。
坂本龍一さん、ご冥福をお祈り致します。
