シングルマザーの麦野は息子の不可解な言動から担任の教師に不信感を抱く。些細な出来事が発端となってマスコミまでを巻き込んでどんどんと話は大事に。ただの子ども同士の喧嘩のように思っていたが、ある嵐の日に子どもたちがいなくなるー。
事の発端はどこにでも起こりそうな、よくある出来事。同じ出来事を3者の視点から描いていて、こうも受け取り方が違うのか。。事実は一つだけど真実は受けとる人の数だけある。それはこの作品を観た私たちも同じなんだろうなあ。
なんとまあ、面白い作品なんだけど、その一言では済ませられない、もやもやというかいろんな想いを巡らせてしまう。
きっと年を重ねたり立場が変わると観え方が変わってくるんだろうなあ。
