「 怪物だーれだ 」
坂本裕二さんの脚本がとても好きで
絶対に映画館で観たいと思っていた作品
前情報を何もいれずに観たいと思い鑑賞
想像していたより現代を描いた作品だった
最後の雨上がり晴れの2人が走るシーンは
それまでハラハラしていたことがプツッと切れて涙が出た
誰かが悪いとか、もちろん悪い人もいるけどそういうんじゃなくて違くて
苦しくて分からなくて苦しくて分かってて
そんな日々が続いたのかな
いつか私も子供が欲しいと思ってるけれど、
分かること分かってあげられないこと
話してくれること話してくれないこと
見えてるものだけが全てではなくて...
親になることはとても難しくて大変で大切で心がぐっと締め付けられた
最後の方にある窓の泥を拭うシーンの演出が凄かった。必死さ・恐怖感・でもどこか明かりが入り綺麗にも見えるそんな不思議な映像だった。
エンディングの坂本龍一さんもとても最高の音だった