このレビューはネタバレを含みます
誰もが怪物だと感じた作品
みんな同じだけ日々を生きてるけど、それぞれの視点でこんなにも見え方が変わるんだっていうのがすごく面白かった
「日本最高峰の才能が集結」っていう言葉に何度も頷ける映画
題名からの先入観で怪物探しをしながら観ている自分がいたけどそういうことじゃなかった
きっとみんなが誰かにとっての怪物で、それは誰かじゃなくて紛れもない自分自身なのかもしれない
湊は自分の心の中だけでは整理しきれない気持ちが怖くなってたんだ 湊にとっての怪物は湊自身なんだと思う
眩い光に包まれて走り続けたその先は、誰にも縛られない2人だけの世界
エンドロール中に考えてこれを書いてる今も考えてる 少しだけでも理解できたようで自分は何も理解できてないんじゃないのかっていう感覚
この時間も正真正銘映画体験
この先もこの感覚と一緒に生きていくんだろうけど多分それでいいんだと思う 観てよかった