実体のない怪物。
安藤サクラ、瑛太、そして二人の子どもたち。
よくある日常の奥深くを覗き込んだような映画。
何者かもわからないものに
排除され、社会的地位を徐々に狭められ
命を削られるものたち。
少しずつ狂わされていく。
でも何に狂わされているのか。
もういいや。
素直に生きれなかったら
自分が苦しいんだ。
だから素直に生きるよ。
怪物は誰かの素直さから生まれたり、
誰かの欲望から生まれたりする。
人間は人間から生まれ、
怪物も人間から生まれる。
探したって いやしない。
でも怪物は必ず存在する。
怪物…だーれだ