怪物のさみのレビュー・感想・評価

語りすぎず行間のある映画。主だった役者さんたち（もちろん子役たちも）の演技がすばらしい。
ラストの捉え方は観客に委ねられているように思えた。私には美しい映像である分二人は悲しい結末だったのかなとか、それともこうある社会であるようにというメッセージなのかなとか。
怪物はだれ？なのか…怪物は誰もがなり得る。怪物は知らず知らずに飼っているんだと思う。自分も誰も彼も、正しさと間違いの狭間で。