take0118

怪物のtake0118のネタバレレビュー・内容・結末

怪物(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

退屈せずに見れたけど、「あの時のシーンは実はこうでした」という連続が気になった。

特に瑛太が安藤サクラと対面した時にシングルマザーがどうとか、普段であれば言わないセリフを言ったり、彼女との最初のシーンも瑛太が「サイコパス」と観客に思わせる演出が気になった。

あのようなことをされると、瑛太は実はいい人なんだと分かった後に「ん?じゃあその前に俺らが見ていたあのシーンはなんだったの?」と感じる。これは校長先生にも感じた。

観客をミスリードするためだけのシーンを用意して、キャラクターのリアリティをそぐ演出はウマイではなく、ズルい感じがする。

本作は意味深なタイトル勝ちの作品だと思った。たた、安藤サクラの演技はとても良く、他の出演作をみたくなった。
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