K

怪物のKのネタバレレビュー・内容・結末

怪物(2023年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

観終わったあと
「小さな恋のメロディだ」と思いました。
でも、とても現代版の。

校長先生が言ってた「幸せっていうのは、誰にでも手に入るものでなければ。」というのが、最後にかかってくるんですねぇ。
性的マイノリティとか、「男らしく」といったジェンダーの中で、トロッコではなく電車に乗って遠くへ行く2人。

生まれ変わりはなく、そのままの魂でどこまでも走っていってほしいですねぇ。

さて、映画全体でいえば
「怪物」について。是枝監督が何度か書籍やインタビューで語っている
「本当に報道されているとおりなのか?」というリテラシーを問う手法で今作も進みましたね。
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