このレビューはネタバレを含みます
視点がどんどん移り変わって、
同じ事柄を見てるはずなのに、見え方がどんどん変わる面白さがあった。
悪者に見えた人も、その人の視点でみたら全然そんなことない。
でもきっと何より、元凶といったら言葉のチョイスが悪いけど、小学生の自認への戸惑いから始まる嘘っていう感じで、その戸惑いと葛藤の物語だなと思う。
あの秘密地の、2人だけの世界のときだけ描かれる平和と希望の世界、それに対比して現実の無慈悲、非情な周囲
怪物というタイトルは、2人の世界の平和な世界の無邪気さも表しつつ、非情な言葉は周囲に埋め尽くされてる感も感じ取れる、、
