怪物3人が生み出す映画『怪物』‼︎
是枝×坂元×坂本、これまた最強‼︎
そして俳優陣の怪演‼︎
もう、なんじゃろ、奥深過ぎて…
ずっと頭から離れない…
怪物だーれだ…
当たり前にそれが解ると思っていた…
こんなに難解な問いであり、難解なテーマだったとは…‼︎
解釈、見方、視点、観る人によって全然変わるブラックホールみたいな作品‼︎
序盤から怒涛の展開にビビる‼︎
捉え方によって楽しみ方が変わるし、観る度にも変わるかもしれない。
自分の脳内で色んな言動が引っ掛かり、色んな心情が交錯する‼︎
ただやはり怪物は誰にでも潜む。
皆の中にいるが、それが見える時、見える人、それが違うだけなのか、
そして誰もが自分の中の怪物とどう向き合うかなのか、
はたまた見る人見る角度によって見える怪物は虚像で、それを怪物と感じてしまう恐ろしさなのか、
それとも怪物なんてものはおらず、勝手に他人や自分に抱える闇をそう捉えているのか、
子供達の心情も深過ぎて理解が追いつかない‼︎
脚本の性質、奥行きは完全に坂元裕二、それを是枝監督の映像演出で仕上げてる感じ‼︎
子供をメインにナイーブな題材で仕掛けてきた今作、ラストの美しさにも通ずる恐ろしい怪作‼︎
ずっと考えさせられる、ずっと問いかけられる、そんな作品‼︎
2回観たがまだ渦の中…
