なんだかどうしようもなく美しいものをみた、目の当たりにしてしまった、
その美しさがどうか今もちゃんとありますように。この、現実の世界に、しっかり存在していますように。守られるべきものなのに。願わずにはいられない。
物事にも人にも、いろんな面があることをどうか忘れないで。普通も当たり前もそんなものは無いはずなのに、あった方が楽だからってだけで存在しているきがする。
世界は簡単には変えられないから、自分が変わるしかない。その、変わるために考えるきっかけをくれたこの映画にありがとうを言いたい。
だけどそんな綺麗事では終わらない、誰の手にも負えないほど深い深い闇なのもなんとなく分かってて途方に暮れる。その闇の中に微かにきらめく、一粒の光を掬い取ることができたら。その積み重ねで、この世界は今よりほんの少しだけ、澄んだ場所になるはずだから。
純粋なもののうつくしさを信じてついていきたい。この世界に生まれてしまったからには、考えることをやめてはいけない。
