このレビューはネタバレを含みます
飛行機での暇つぶしにと観始めたら、世界観とその結末にどっぷり浸かっていた。
誰かの視点ではまともでも、実態は怪物。そしてその逆もある。
田中裕子と永山瑛太の怪演がそれに拍車を掛ける。
誰かに求める「理想像」とそれに翻弄される人たち。
何が正しくて、何が悪いかなんて、存在しないはずなのに、というブランキーの曲が頭に浮かぶ。
あれ?そのセリフ必要ある?と思ったセリフは全て伏線だった。
まあ、けどお母さんと保利先生はちょっと可哀想だわ。
一番の怪物は校長なかあ。個人的に。
子役の二人は皆さんが言う通り、素晴らしかった。