前半、「意味わかんない!!」って怒りながら一緒に鑑賞してた姉に話しかけてたのに途中から寝ちゃったので1人で突っ込みながら観ました。全然意味わかんないところがたくさんなのに、姉は寝てたから共有できないので、観た人と話し合う会がしたいです。
2024年、心に残った曲の一つにsaucy dogの「怪物たちよ」がある。昨年のフェスでも聴いたのに何故か私に刺さったのは今年だった。本作品のタイトルと被ってるから安直ではあるし本質は異なると思うが、人間誰しも怪物を宿している点、映画を見終わった後にふとよぎった歌として正解だった気がする。
単純に解釈すると「怪物」は「怪しいもの」だ。理解できないもの、としたら自分も含め森羅万象に値する。それらに揉みくちゃにされながら人間は生きている。多感な小学生の湊にとって、豚の脳やビッグクランチといった新たな刺激も間違いなく怪物であり、たくさんの思考を要した。全て怪しいと疑い始めるとよぎるデカルトの顔。結局自分でも理解できていない自分の心に従って生きていくしかないのだろう。