はさみのり

怪物のはさみのりのレビュー・感想・評価

怪物(2023年製作の映画)
3.8
凄い作品だった👍

予備知識無しで観たので、
あちこちドキドキしながら楽しめた🎥

序盤、中盤、終盤と視点が移り替わる事で
鑑賞者にも分かりやすい。
同じ事象(トラブル等)も
見え方、捉え方や立場の違いで
誰もが善人や悪人になりうる事を見せ付けられる。

シンママ(安藤さくら)は仕事と子育てで忙しいが、
息子の帰宅後の違和感に"虐めか⁈"と思い
学校に話を聞きに行く、、、
(この時点では自分もこの母親に共感)

だがこの時の学校=校長の対応は
全くもって納得いかないものだった。
(ここは現実的じゃ無いレベルの変さ😓)

なので母親は"こんな学校😤"と
激おこになってしまい、信用できないモードに😓

いや〜、校長役の田中裕子さん!
流石、観てる方もイラつき、ムカつく程の
めちゃくちゃ嫌な感じの上手さで👍
(もう簡単に書けない怪演ぶりだった)

輪を掛けて周りの先生も気持ち悪い、、、が、
担任役の瑛太が異常者の様な対応で衝撃😓
でも瑛太の生活にスポットが当たると
ごく一般的な男性かと思ってしまう。

Aにとっての怪物、Bにとっての怪物、と
登場人物其々にとっての怪物が見えた👀

そんな中、やはり自分は子ども達が気になる。
2人は言わずもがなで上手で応援気分📣
で、クラスの中にいるあの子達、
それはスルーでいいわけないよね、と思うが、
そこは終始一切触れられずだったのが悔しい😓
見せるだけ見せといてなんなん⁈

あと、シドーさん、登場時間は少なかったけど、
十分憎い父親を発揮してたと思う😱

ラストは、、、どうなんだろう🤔

そうそう、
坂本教授のピアノ🎹良かったです🌟
はさみのり

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