いやー、これは面白かったです。
旧家の遺産相続、過去の因習、蔵の中の座敷牢…『獄門島』あるいは『犬神家の一族』まさに横溝正史の世界を彷彿とさせる舞台設定。
そこに現代っ子の久能くんを放り込む面白さ。
今問題になっている原作無視の脚本家の暴走はみられずたいへん忠実に原作コミックが脚本化されていました。
過去の恐ろしい血も凍るような犯罪が久能くんの働きで明るみに出ます。
『話を聞かない一族』vs久能くんをお楽しみください。
ミステリーとしてみてもたいへんよく出来た面白い作品だと思います。
おすすめです。
残念なのは警視庁三人組が活躍しないところかな(笑)
次回作は青砥刑事の過去の冤罪事件解決編かな?