このレビューはネタバレを含みます
ドラマが大好きで映画も鑑賞。
原作には触れていないので、キャラクターの再現性は分からないが、キャストさんの演技が最高でした。
松下さん、町田さん、萩原さん、柴咲コウさん。誰に裏があってもおかしくないなと思わせる配役。脇役に松坂さん、鈴木保奈美さん、でんでんさんが出てきて、もしかしたらこの辺りが黒幕ということもあるのでは…と思わされました。笑
個人的には町田くんと荻原くんの広島弁も良きでした。
犯人が静かに汐ちゃんの罪悪感や後悔を抉って、信用していた人間に裏切られた残酷さを突きつける自供のシーン。声を荒げるでも、取り乱すでもなく静かに淡々と。悪びれる様子もなく冷静にというのがズーンときました。
過干渉、深入りはしないけど、他人に寄り添いはする。表面的な慰めではなく、彼女の内から、自らそれに向かっていくべきだと汐ちゃんの頭には触れなかったのかなと、解釈。久能くんを表すとても素敵なシーンで印象深かった。
そのあとのマフラーを巻けるようになった汐ちゃんも…泣
