このレビューはネタバレを含みます
轢き逃げ事件があり、加害者側、被害者側の人生が狂っていくストーリー。
前半は轢き逃げが起こり、被害者家族復讐系かと思いきや犯人達は捕まり、これ以上何が起こるのだろう?という気持ちが先行。
その先にあった轢き逃げ事件の裏に隠されていた真実は意外ではあったけど、納得のいかない部分も多々。轢き逃げは仕組んだという程緻密ではないし、父親が轢き逃げにあう前の娘の行動を気にするキッカケも弱かったなぁと。
登場人物の描かれ方が中途半端で行動動機も納得できない場面が多く、全体的にふわふわしちゃった印象。秀一の最後の手紙は蛇足感があったな。