大好きな広島編！
キャスティングが絶妙◎
久能整という"面倒くさい"人間が、とあるきっかけで無理矢理ある一族の"面倒くさい"争いに巻き込まれてゆく───。
"ミステリ"部分はそれぞれの関係性などが多少複雑で、２回観てやっと理解出来る、という人も多そう。
"ヒューマン"部分は相変わらず至高…。生きている中でなんとなくモヤモヤしていたこと、知らず知らずのうちに洗脳されていたことに気付かされ、わかりやすく言語化してくれた。
整は確かに世間的には面倒くさい人間に分類されると思うけど、他人の意見に耳を傾け、綺麗事を押し付けず、人間の弱さも認めてくれて、見れば見るほど好きになる。
現実にも彼のような人間が居てくれたら、と大人なのにどこか期待してしまったりもする。
敢えていうなら原作既読のため、よりストーリーの流れがわかりやすくなるやり取りなどがカットされている部分が頭をよぎって気になってしまった（ ; ; ）
この映画に魅了された方はぜひ原作も読んでほしい。わたしももう一度読み直します。
