ろ

すべての夜を思いだすのろのネタバレレビュー・内容・結末

すべての夜を思いだす(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

セリフの削ぎ落とされたミニマムな映画の中に無限の時間がある。交わらない視線が空間と空間をつなぐ。誰かが住む家に住んでいたのは自分だったのかもしれない。監督の前作も同じ家に違う人が住んでいる話らしい。一定の空間の中に存在する時間の重なりに興味があるのかな。悲しみら喜びや死や生が映っていて、人生がぎゅっと凝縮されたような映画だった。
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