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落下の解剖学のろのネタバレレビュー・内容・結末

落下の解剖学(2023年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

法廷映画だし冷め切った夫婦ものだしやっぱり面白かった。出てくる場所も人も限られている中でこんなに面白いのは奥行きのある脚本の力なのかな。2時間半くらい?なのに時間の長さを感じなかった。ザンドラ・ヒュラーの威圧感のある演技が喧嘩のシーンでものすごく利いていた。あんな感じであんなこと言われたらショックが大きい。モラハラだ。息子も暗くて難しそうな役がとてもはまっていた。犬もすごい。人形使ってるかと思ったら動いた。hot lawyerもすごいhot。アカデミー賞での行動含めていい俳優さんですね。
ラストでくたびれて横たわるところが切ないけど、「勝っても何も見返りがない」というのをセリフで言わなくても良かったのかなと思ったりした。まぁないとラストが安堵に見えちゃったりするのかな。めちゃくちゃ面白いとはいえこれがパルムドールなのは意外だは思ったけど、審査員長がオストルンドだったときらしい。好きそう。
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