「3D吹替」で鑑賞。
火や水等の質感が3Dによって常に立体感を感じられたし、これはなかなか良い3Dだった!
ストーリーは四大元素の擬人化というこれまでありそうで無かった?設定で、相反する火と水が禁じられた恋に落ちるという「ロミオとジュリエット」的なラブストーリーとなっている。
火は怒りっぽかったり水は泣き虫だったりとエレメントごとの特徴があり、それぞれの特性を活かしたアクションが展開されるのが面白かった。火なら上昇気流で飛んだりとか。
そんなエレメント達が住むエレメントシティという街が舞台なんだけど、火だけ疎まれていて別の所に住んでいたりと、決して平等ではない世界というのがまたリアルさを感じられた。
エレメントシティをはじめとした映像の綺麗さは一見の価値あり。
メインとしてのストーリーは実に分かりやすい王道のもので、火の女の子が違う世界と出会った事で自分の本当にやりたい事を見つけて行くというようなテーマになっていて、感情の揺れ動く様がとても丁寧に描かれていたので自然と引き込まれた。
特に水の青年との交流はとても感動させられて、私も水のエレメントになったみたいに自然と何度も泣いてしまった。