このレビューはネタバレを含みます
異なる性質のもの同士は分かり合えるのか
火、水、土、雲(風?雷?)の4つのエレメントが出てくるけどほぼ火と水の話
各エレメントの表現や質感、描き方が好きだった、見てて楽しい
火と水の家族像、文化の違いが対照的
火と水というような相容れないもの同士、はじめはお互い消滅の恐怖から距離をとっているが、最終的に触れ合うことができることを知る
この描き方がしっくりこなかった
現実世界では火と水は混じり合うことは基本ない(水のなかで燃える火とかはあるけど)これは仲悪いとかお互いの理解がないとかではなく物理的性質であって、個性だと思う
それを愛の力?で超越したのはモヤっとした
それとも物理的性質ではなくもっと本質的なとこから見直したい方がいいということなのかな
水で光を屈折させて火を起こしたり、空気の風船を作り水の中を進むといった性質を利用した描き方の方が好きでした