このレビューはネタバレを含みます
生きることへのハードルを下げてくれる映画だった。
ふまじめ通信という個人のラジオ(音声ブログ)を通して、色んな立場、環境、キャラクターの日常を見ることができる。それぞれなんかちょっと生きづらさを感じてて、それでも生きていくために、ふまじめさって大事だなあと感じた。エピソードは実話から作っていると舞台挨拶で監督が仰っていたけど、本当に「あ、似たような経験自分もあるな」ってなる絶妙さだった。
師匠が自慢している魚拓が新記録に5cm足りないところとか、ミンミンの店番にちょっと面食らってるクニちゃんとか、ゆるゆると人生の教訓を提示してくれるような映画だった。
生きていくのにふまじめさってある程度は必ず無いといけないよなあと、この映画を観て気付かされた。