ぴーと

ミケランジェロの暗号のぴーとのレビュー・感想・評価

ミケランジェロの暗号(2010年製作の映画)
3.5
Wikipediaによると戦争サスペンスコメディ…コメディなんですねこれ。戦時下でのナチスとユダヤ人のアレコレを描いているのでコメディってちょっとどうなの?ともなるんだけど言われてみるとたしかに残虐な殺戮シーンとかはなかったし基本会話劇での進行だったな。

実話が元になってるとからしいんだけども第二次世界大戦で一枚の絵画を巡ってこんなような大騒動が巻き起こってたんですか?はじめて知りました。あ!そういえば芸術家志望だったヒトラーが美術大学かなにかを受験して落ちたって話どっかで聞いたことがある!あんまり関係ないか…?

人種で差別しときながらユダヤ人かどうか見た目で判断ついてなかったりするのが人種差別そのものをくだらないものと笑い飛ばしているようなコメディ感はたしかにあったね。
しかしえらい長い間入れ替わってるのを騙しとおせたもんだよね~あそこでバレないのすごいなしかし…で、ち〇ち〇を見たらユダヤ人かどうかわかるってそんなバカな~~~結局わかってねぇし…笑

絵画を巡るミステリー的な要素は皆無ですごい価値のある本物の絵画がどこにあるのかが焦点なので絵画についての知識なんかは全くいらないので観やすくていいね。
1瞬だけ「あれ?」ってなっちゃったりもしたけど絵画がどこにあるのかは観てるとだいたいわかるしわかったとしてもよくあるおとぎ話の良いおじいさん悪いおじいさんみたいなのを見たあとのような爽快さが心地よいね。
ぴーと

ぴーと