おバカ犬

劇場版 空の境界/第五章 矛盾螺旋のおバカ犬のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「あぁ…この螺旋が矛盾していればよかったのに…」

空の境界の第5章をレビュー。これまで1時間にも満たなかった本編が約2時間にパワーアップ。

簡単に言うと研究に没頭しすぎて世界に迷惑をかけ始めた同期を止めるって話なんだが…。

☁️矛盾螺旋
積み重なるハーゲンダッツと下着、繰り返されるドアノブとニュース、そして悪夢…。もし自分が機械で、過ごした日々が決定づけられていたとしたら? だとしてもそれは自分の人生、抱いた恋心に違いはないのだという熱い想いを見せてくれる。

私の大好きな漫画『銀と金』にもある「人生にもしもはない」というように、本作で決められた運命は絶対に崩れることはなかった。それでも抗い続ける姿がかっこいいのだ。


🤕今回の中2病は…
結解が出てくるし、燈子さんは自分と寸分たがわぬ人形を作れる不死身だし、化け物を操るしでトンデモ魔法世界感がグングン増している。

戦闘シーンも気合が違う。荒谷とのラストバトルのアングルなんかもたまらないが、1番は中盤の小川マンションでゾンビみたいな住人に襲われる無双シーンが最高だ。

そして最後に最後!式がカギをねだるシーン!最高!


🎵sprinter / kalafina
巴が陸上部の短距離選手であったことにかかっている。これまでとはうってかわってアップテンポな曲調だ。


⭐️総評⭐️
今でも最高のアニメーション作品だと思っている。
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