目立ちたがり屋さんがこれでもかと体を張って注目されようとする映画。
人助けをしたことを散々身の回りに言いふらしたり、自分が取り上げられたフリーペーパーを書店で広げてみたり（乃木中の深川大作戦を連想）して、とにかく痛さ爆発のコメディ。主人公のシグネも大概だけど、パートナーのトマスも中々にヤバくてイタタタタって感じがまた何とも。急にスピーチしたかと思いきや対抗してアレルギーだと言ったり…正直アレルギー舐めんなって感じであのシーンはちょっとキレそうだった。
てな調子で基本的には「自業自得ですな🤷♀️」って感じでケラケラ笑えるんだけども。シグネを「ミュンヒハウゼン症候群」とか言って病気扱いするのは簡単かもしれないんだけど、自分の中にも少なからず自己顕示欲やら承認欲求やらというのはある訳で(じゃないとレビューサイトに映画の感想を投稿とかしない)。彼女らの言動全てではないにしろ、過去の自分の言動に身に覚えが気がしてきて、途中から良い意味でキツかった。
…感染しないよね？
