ド名作、傑作というわけじゃないけど、ここ数ヶ月で見た作品の中では1番、今日らしい、今日作る意義を感じる作品だった。私がノルウェー贔屓なのもあるし90分ちょいという尺の良さもありますが笑
シグネがめ…
自己顕示欲の成れの果てとマイノリティ支援商法が生まれる社会の皮肉をごちゃ混ぜにして描くことは興味深いのだが。双方に共感できないし、苦手な描写があるからか、刺さらなかった。現実と空想も綺麗に描かれてい…
>>続きを読むシグネはいつも満たされなかった。自分が注目されないと気を引く行動をとる。恋人のトーマスは盗んだ家具で個展を開き、アーティストとして脚光を浴びると、激しい嫉妬心と焦燥感に駆られる。
自分が注目されない…
体温計の写真をSNSにあげる人をボコボコ沸騰した湯で煮詰めたものに、スリルと人間の醜い部分を混ぜたら出来上がりました✨というような印象でした、承認欲求の向こう側。
わたしの中の承認欲求のイメージって…
運良く人が少ない回で観れたので、ホームシアターのような気持ち!お隣のおばさまがゲラゲラ笑ってて一緒に笑っちゃったよ〜。
盗品で芸術家として名を馳せるとか、それを『アリ』として有名にしちゃう側がいるの…
主人公のシグネもその恋人もクズ過ぎてリアルにいたら絶対に関わりたくないタイプの人間で誰にも感情移入できなかった。
シグネが本当はこうなりたいって妄想と、現実との落差が凄くて結末もリアルで面白かった…
SNSユーザーを刺す映画だと思ってたけど、想定より普通に他人事として観れちゃったな。
人間が堕ちるところまで堕ちていく映画を観るのが好きなので、それが共感できないけど行動原理自体は掴めるくらいの距離…
© Oslo Pictures / Garagefilm / Film I Väst 2022