miya

きみの色のmiyaのレビュー・感想・評価

きみの色(2024年製作の映画)
5.0
きみの色を観てきたのですが、本当に色が綺麗

画面全体の色彩がとても気持ちよくて、特に背景が一時期もてはやされたとりあえずリアルで情報量あればスゲー的なものではなく(これがいい時もありますけど!)
シーンに合うように色彩やもろもろが設計された…とかなんとか細かいことはどうでも良いですね(最近見た化け猫あんずちゃんやルックバックも良かった…)
あー良いわーエッジに色のアクセントが入ってるのとか好き…
本当に色が綺麗(二回め)

そして全体的に私の好きな物たちを好きでいる心のある部分をくすぐられる感じ(?)がして個人的にはたまらない気持ちに。
あるシーンで恩田陸のネバーランドを思い出したり(あくまで"感じ"ですよ!)
演奏シーンではCOIL、チャットモンチーなどを好きな心をくすぐられ、くるりのばらの花×サカナクションのネイティブダンサーのマッシュアップ曲が心をよぎり、
何故かCOILのlovelessの"美しい音楽のように〜"のワンシーンでは??などと勝手に感動していた(いや全然lovelessな感じではなく楽しいシーンなんですけど、何故か…)

カラフルな紐は"夢見ーる街、花の水でっぽーうぉ〜"だ(ただのイメージ)

全体的なサントラもアンビエント・ミニマル系??違うか…(詳しくはない)こういうの好きだわ~

「あるく」は特に好き

しろねこ堂の感じ好きになったらきっと100s(中村一義)も好きじゃないかな!?

お話は優しい人達ばかりでふわふわ都合よく進むな…と思う人もいるかも知れないし、関心のある部分が一部だけだとその他の要素がだるいな…とか思う人もいるかも知れないけれど、とにかくそんなことは一旦どうでも良いわ。

私の心は丁寧にくすぐられたのでした。
miya

miya